ランバンは、1889年に22歳のジャンヌ・ランバンがフランスで創業したブランドです。パリの婦人帽子店で13歳から働いていたジャンヌ・ランバンですが、フォーブル・サントノーレ通りに帽子店を開業しました。その後、愛娘のマリーブランジェのために作っていた手作りの服が顧客の評判となり、子供服を手がけるようになったことで親子服の専門店へと変わっていきます。
さらにその後、若い女性用イブニングなども手がけるようになり、本格的にレディース・ファッション界に参入していきます。古い美術からインスピレーションを受け、いち早く東洋的なシルエットや民族的なディテールに注目し、スパンコールやビーズを使った繊細でエレガントなファッションで有名となりました。
美しいラベンダーのボトルが表すように、セクシーかつ上品なムスクの香りが印象的で、香水の苦手な男性からも「美人のつけている香水」といわれるほど人気の一品です。ボトルのスプレー部分が2本のマリッジリングを彷彿とさせるデザインになっています。「エクラドゥアルページュをつけていると結婚できる」と、現在女性の間では密かに『結婚を引き寄せる婚活香水』として人気急上昇中です。
2009年で創業120周年を迎えたランバン。
香水「ランバンジャンヌ」は、創設者ジャンヌ・ランバンへのリスペクトを込めて作られました。トップノートはブラックベリーやセドラなどが香り、シャンプーのような爽やかな匂いには男女問わず多くのファンがいます。ミドルノートは気品に満ちたブルガリアローズ、ラストはムスクやシダーウッドの深く官能的な香りへと変化します。
元日ハムの稲葉選手がテレビで使用していると公言して話題になりました。
女性なら誰もがドレスアップしたくなるような、甘く濃厚な香りの「Marry me!」。恋をしているときの高揚感をコンセプトに、2010年ランバンのアーティスト・ディレクターによってつくられ、発売以来「恋を呼ぶ香水」として人気となりました。同じくランバンで婚活香水といわれる「エクラドゥアルページュ」が大人の女性のための香りといったイメージに対し、「マリーミー」は弾けるような若さで恋をグイグイ引き寄せるイメージです。