ジバンシーは1952年にユベール・ド・ジバンシーがフランスで設立したファッションブランドで、正統派フレンチファッションの代表ともいえます。ジバンシーを語るうえで欠くことができないのが、大女優オードリー・ヘップバーンでしょう。「愛しのサブリナ」「シャレード」「おしゃれ泥棒」「ティファニーで朝食を」などヘップバーンの主演映画でジバンシーは衣装を担当したことでも有名です。今でもスクリーンのなかで色褪せない美しさを見せてくれるヘップバーンですが、その美の一端をジバンシーのモードが担っていたと言えるのではないでしょうか。その後、ジバンシーブランドではデザイナー交代などの歴史を経てきたものの、その古き良きデザインスピリットは今も健在で、マドンナがワールドツアーでジバンシーのドレスを着たことでも再び話題となりました。それ以外にも、ケネディー家やギネス家など、ジバンシーのモードは今も世界的VIPの人々に愛されています。
1995年の発売のメンズ香水ですが、女性がつけてもマッチする香りなのでユニセックスの香水としても有名です。ベルガモットやウォーターフルーツの爽やかなトップノートからローズやカルダモンのダイナミックで生き生きとした匂いになり、最後は力強くエレガントな香りに変化していきます。夏の海そのままのような美しいマリンブルーのボトルは、マリンスポーツが好きな男性や、サーファーに憧れる女子の愛用者も多いです。
世界初のベビー用フレグランス。森の中で出会った子供たちのために、ハリネズミのエリソン君が「世界で一番ステキな香り」を作るといって出来たのがこの「プチサンボン」という、そんな素敵な物語が込められています。石けんのやさしい匂いがナチュラルで好印象。香りの持続時間は短いので、幼い姉妹など可愛いお友達へのプレゼントや香水が初めてという方にもおすすめです。
フレッシュな香り立ちから、強く印象的なミドルノートへと、香水をつけた瞬間から駆け巡るように香りが変化します。ラストでは官能、静けさ、喜び、暖かさが広がります。πには「無限よりもさらに遠くへ」という思いが込められており、人類の発展のために常に知識や才能に挑戦し続ける男性たちに贈る香りです。メンズ香水ですが、バニラの甘い香りが特徴的で、カップルで一緒につけているという人も多いようです。